『穴熊社長の、蛙鳴蝉噪(あめいせんそう) 12月号』

千年に一度の大地震、百年に一度の経済不況、歴史的円高…と、ここ数年、滅多に起きない
ような事が、毎年、どこかかしこで起きています。
 戦後の目覚ましい復興の後、高度経済成長を遂げ、バブル崩壊から20年。平成の時代は、
将来の展望を見いだせないまま現在に至り、世界各国での、天災による戒めや従来の体制が崩壊する時代。
我が国にあっては、夢や希望が見出しにくい超就職氷河期に、平成生まれの若者達が社会で仕事を始めました。
次世代に希望をつなぐ事が、今、正に求められているように思います。TTPへの参加表明もされ、
新しい時代の経済秩序を日本がリーダーシップをとって創っていかねばなりません。
過去の実績や既得権の主張や既成概念を捨てて、国や政治、景気頼みではなく、一人一人の
愚直なまでに誠実な生き方が、未来へのかけ橋を築くのだと思います。
 『天を怨(うら)まず、人を咎(とが)めず、下学(かがく)して上達す〈孔子〉』
(人生には嫌な事も辛い事も理不尽な事も沢山あっても、天を怨まず人を咎めず、日常の下世話な
苦労に学んで自分を磨いていこう)『一身独立して、一国独立す〈福沢諭吉〉』(独立した個人こそ
が国家を支える基礎となる)『祖国があなたに何をしてくれるか尋ねてはなりません。あなたが
祖国に何ができるかを考えて欲しい〈J.Fケネディ〉』『天は自らを助ける者を助ける〈S.スマイル〉』
 古今東西を問わず、人として変わらない大切な生き方があります。
『照千一隅(一隅を照らす)〈伝教大師〉』会社にあれば其々の職場、家庭にあれば父は父、母は母、子供は
子供としての行うべき勤めを果たすことにより、周りは明るく照らされる。
年の瀬を迎え、今年一年を振り返り、来年の希望を矯めています。
今月も、お元気様です。(11・11・12)
株式会社 エマ商会    依 馬  邦 夫