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穴熊社長の蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)

『穴熊社長の蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)2020年1月号』

 2020年・令和2年の新年号となりました、本年も宜しくお願い申し上げます。
改元の、一世一代の皇室の国家的行事も無事に滞りなく終わり、新しいページがめくられます。気候変動により自然災害の懸念は常態化し、復興・復旧は依然と多くの地域で取り組まれています。米中経済摩擦や世界各国の自国ファーストの潮流は変わらず、これだけ世界的な気候変動による影響が深刻になっていても、今日、スペインで開催のCOP25(国連気候変動枠組み条約第25回契約締結)では、世界がひとつにまとまる事は難しい模様。
平成が始まる頃に、世界の企業の株価時価総額のランキング。上位50社の内32社が日本企業。平成の終わりには、トヨタ1社のみ。国民一人当たりのGDP(国内総生産)では、日本は2位だったのが26位に。昭和の高度経済成長時代を経て、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」として世界2位の経済大国からバブル経済の崩壊…失われた20年。デフレ脱却は未だ道半ばで、ゼロ成長が続く。「生活が大変だ、厳しい」とは多くの人は言うものの、どこか何となく食べていける日本社会。「モノづくり日本」とは言うものの、世界経済のトップを走る企業は、頭文字をとってGAFA(ガーファ=G:グーグル、A:アップル、F:フェイスブック、A=アマゾン)といった、IT、ネット関連。この潮流にあって、日本は蚊帳の外。しかも、これらの企業は、タックスヘブンなどを利用し、課税からの抜け道を通り、資本力の点からも日本企業とは競争力がケタ違い。
日本が新たな時代を明るくしていくには、もっとチャレンジ、革新(イノベーション)が必要と思ってはみても、「何となく生きていけてしまう居心地の良さに浸かってしまっている」ようにも感じます。チコちゃんの、「ボーっと生きてんじゃねえよ!!」に反論できず、受け入れる日本人の何と多い事か!?(NHKの森田アナの声で読んでね)
中小企業の経営者は、定年がきたらそこで仕事の責任はおしまい、という性質のものではありません。自分がこの世の中から消え失せた後も、この会社が続く事を、今も、そして自分が生きている間はやり続ける必要がある。地方の山間地に暮らしながら、世界の動きにも関心を抱き、日々の目の前の、箸の上げ下げのような事にも注意を払う必要のある毎日。地域があってこそ、わが社もある。この地域に暮らす幸せのカタチをイメージしながら、わが社の在り方を思案する。
小欄を作成している師走は、今年を振り返り、来年への希望を膨らます時期。悩ましい事柄が多いのは承知の上で、10年後、30年後を見通した、明年の構想を考えます。老眼も進み、なかなか、見えてきませんが、正月は、正しい事を考える月ですね。
今年も、お元気様です。(19・12・1)