『穴熊社長の、蛙鳴蝉噪(あめいせんそう) 2013年10月号』

今夏、中学時代の同級会がありました。卒業以来3回目の開催。20数年ぶりです。悲しいきっかけですが年明けに同級生の急逝から始まった話です。お盆は、弊社もお休みを戴き、私が緊急時との当番を務める為、休みのとれない時期ですが、曜日の巡り合わせで時間がとれました。年齢的にも責任世代であり、家庭や社会的にも何かと気忙しく、なかなか「同級会」まで、思い至らないところもあります。また、互いに「変わり果てた!?」(笑)お互いの姿を確認し合うには、残酷(?)でもあり、現実を受け入れ難い未熟さもあり、還暦まで待っても…との思いもありましたが、有志の強い希望で、地元で暮らしている以上、世話人を受け出席しました。
 二人の同級生のお墓参りもできました。恩師もお元気そうで、某校の校長先生に。とても若々しく、自然とあの頃に戻れますね…というか戻ってはいないので、戻った錯覚に陥るというのが正確でしょうか(笑)。同級会の醍醐味でもあります。
 当時、若かりし頃の自分。その後、それぞれの人生で出合った様々な出来事。限られた時間の中では、言い尽くせないものの、数えた時間を互いに噛みしめ、感じ合う時間。日々、追われる毎日。特に、世の中の変化のスピードが激しい時代に、一瞬立ち止まって、自分の歩いてきた道を振り返る。自分の生き方を認め、互いにも認め合う。旧友との再会に、また新たなこれからの道に少なからずの糧を見出す。同級会後の余韻も味わい深く。長寿社会にあっては、まだまだ壮年といえる世代であり、人生の先輩の皆さんからすると、「大袈裟!!」…と言われますかね。
 出席者の多くは、地元から離れて暮らす友。少なからず、地元に暮らす親を心配する世代でもあります。「地元で暮らし、頑張ってくれてる同級生がいるから、私たちも帰る場所がある。また、親の暮らせるふるさとがある。」…なんて、都会に暮らす実兄弟からも聞いた事のないような同級生の言葉に、じ~ん。とはいえ、地元に居ても今は亡き両親の面倒を見れたかというと言葉もありませんが。仕事を通してではありますが、暮らしを支える使命も果たさねば。大したことはできませんが、個人的にも何か出来る事があればと、そんな気持ちにもさせてくれた同級会でした。でも実際は、同級生の親御さんに、支えてもらったり、応援してもらうことばかりですけどね(苦笑)。
過疎化にも負けず、今月も、お元気様です!!
(13・9・9)