『穴熊社長の蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)2025年10月号』

「SNS」。「Social Nnetworking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の略称で、インターネット上で、人と人がつながり、情報を共有したり、コミュニケーションをとったりする情報システムを意味します。サービス名としては、「LINE(ライン)」、「Instagram(インスタグラム)」、「X(エックス)」、「Tik Tok(ティック・トック)」等があげられます。ご存じの上、日常的にお使いの方は、「何をいまさら」の声。けれど、人に説明しようと言葉にするにも難しかったり、「今更聞けない」という事も。そのあたりを拾い上げるのも、地域の零細企業が発信する、「ミニコミ誌」の存在価値かと思います。情報通信技術が発達する前には、人と人との情報共有のためには、「口伝(くちづて)」、新聞、広報誌等の「紙媒体」のツールが主流。地域のあっては、今でも、「回覧板」や「広報(音声告知)」が利用されています。学校でも、以前は、決められた「連絡網」により、固定電話等を使って、連絡をバトンのように繋いで伝えるのが当たり前でした。今は、スマートフォン等の普及により、「SNS」を活用して、非常に迅速に、正確に、簡単に、情報の共有やコミュケーションをとることができるようになりました。これも、普及した初めの頃は、「画期的!」と思ったのも、今は「当たり前」の事として、広く認知、活用されています。

「エマのしんぶん、なんちゃら・ホイ!」。一般的には、「ミニコミ誌」と呼称されます。「ミニコミュニケーション」の略称で、少数、自主制作で、特定の地域で、特定の人に向けて発信(発行)する紙媒体の情報ツール、コミュニケーションツールとされます。最近はしてませんが、返信用のハガキを付けて、お客様からの声を掲載したり、「双方向」のコミュケーションに試みた事もありました。

「SNS」の利便性に、「情報の即時性・拡散力」があります。最近の、「選挙」にあってはその影響力の大きさについて論じられるまでに。若年層の投票率の向上はプラスの効果といえましょう。また、個人の発信力が向上し、従来は、小さな声として社会に届かなかったような意見も取り上げられる。また、地理的な距離や物理的な障害を越えて個人がつながったり、ビジネスやマーケティングにもプラスの影響もあります。反面、フェイクニュース(偽情報)や誤情報の拡散(デマの流布)、依存症・メンタルヘルスへの悪影響、プライバシーの侵害、誹謗・中傷・いじめの横行といったマイナス面もあります。

物事の本質を見極め、時代の変化に適応する。思案のしどころです。今年の「ふれあい感謝デイズ」。LINEの参加ができます。ご参加をお待ちしています。

今月も、お元気様です。(25・9・12)