『穴熊社長の蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)2025年12月号』

「後悔」、自分が過去に行った言動や判断を、後になって別の言動、判断をすればよかったという悔やむ感情を指す。万事、後悔は全くないとは言い切れませんが、終わったことは後からはどうしようもない。前向きにとらえ、未来に役立つ反省材料にしたり、その後悔を覆すような行動にする。マイナスをプラスに変えていく。くよくよしていても、落ち込む事に、時間を浪費するほど人生は長くないと気持ちを切り替える。むしろ後悔はしないようにしているというのが正しいかも。

年末を迎え、「大阪・関西万博」に行かなかったことは後悔。前評判は悪かったけれど、「万博は、未来の実験場」と言われるように、未来を語り、描く上では、絶対に価値がある。前評判が悪かった分、混雑もなく、安価に行けるかもと期待していましたが、団体参加のお誘いもありながら行きそびれる。結果、称賛の得られた万博に行けずじまい。

前回の大阪万博開催時は、就学前。姉・兄を駅前から大型バスに乗って出かけるのを見送った羨望の気持ちは消えず、今回こそはと思っていた。前々回の東京五輪は生まれる前。前回の東京五輪は、前売チケットも手に入れていたけれど、コロナで無観客。リベンジの気持ちもありましたが、世界イベントの国内開催へのエントリーには巡り合えず。

今回の万博へは、TV等情報などでは、リピーターが多い印象。自分の周囲には、行った人は少数いても、騒ぐほど「良かった!」という人は聞かない。あくまで個人の推測ですが、関西在住の人が多く、何度も行って、多種多様な体験ができた人が多かった…という事でしょうか。カタチはどうあれ、万博として、大成功という結果は、開催国の国民としては喜ばしい事であったと思います。

万博の本質は、人類のより良い未来を創造していく事、世界中の人が集い、地球のより良い未来のために出会い、交流を深め、共に力を合わせていく一大イベント。世界では、戦争・紛争があったり、自国ファーストの風潮、格差・分断という社会的課題のあるなか、協調・協力して明るい、希望溢れたみらいのをつくるのが目的。参加した観客、設営スタッフのみなさんは、そういう経験ができたものと思われます。そうした、人のエネルギーが、現状の地球の課題を解決すべく、未来を切り拓くエネルギーとなる。

小職は、万博も行けず、夏の東京での世界陸上も観戦・応援には行けなかったけれど、成功裏に終えた国内イベントが、来年に向けてより良い日本・世界を創造する原動力になる事を願います。今月も、お元気様です。(25・11・5)