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穴熊社長の蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)

『穴熊社長の蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)2024年4月号』

 「自律神経」。私たちの体にある神経系の一部。意思とは無関係にはたらき体内をベストの状態に保ち続ける神経の総称。ヒトの身体は体温や呼吸の維持、発汗や食べ物の消化など、生命の維持に必要なことを自律神経のはたらきによって行うようにできています。呼吸をするのに、意識して「呼吸をするぞ」と意思の力でしなくても、一瞬心臓を止めようとしても、私たちの意識とは別に、自然にはたらいてくれる。ヒトの神経の仕組と言ってよいでしょうか。自律神経には、「交感神経」と、「副交感神経」の2種類からなり、互いにバランスをとりながら体の状態を整えています。
 「交感神経」は、日中起きているときに優位となり、活発に動く事ができるように体の状態を整えます。例えば、体を動かす時は、全身により多くの酸素が必要であり、交感神経が優位になると気管支を広げてより多くの酸素を取り入れ、心拍数を上げてその酸素を全身に届けようとします。「副交感神経」は、リラックスしている時に優位になり、交感神経と正反対のはたらきをしています。体を激しく動かす必要がない時は多くの酸素を必要としない為、呼吸は遅くなり、心臓はゆっくりと動く為血圧は下がります。副交感神経は、体を十分に休ませ、栄養の吸収や排泄など生命維持に必要な行為をコントロールしています。
 自律神経のバランスが乱れると、不眠や疲労感、頭痛、肩こり、動機、胃痛、下痢、便秘等の症状が現れる事があります。ストレスや不規則な生活習慣が原因とされる事が多いと言われます。
 コロナが落ち着き、従来の日常を取り戻してきたこの頃ですが、コロナ期の生活習慣からの転換、社会環境の変化に適応できず、症状や原因の自覚ができず、どことなく不調感を感じている日本人が多いという話を、先般、某団体のセミナーで、医学部の大学教授から聞きました。自律神経の乱れから体調不良、健康障害の方は増えている模様です。小紙をご覧の皆様も今一度、ご自分の健康状態と向き合ってみてはいかがでしょうか。ひとつ基準として、2週間以上、自覚する症状が続く場合は、一度、医師の診断を受ける事を推奨されました。意外と、「まあ、そのうち」、「これ位なら」、「面倒だ」…等と思いがちですが、早期の対応は重要ですね。自律神経を整える為の具体的な方法に関心のある方は、「日経ビジネス人文庫・小林弘幸著・はじめる習慣」をご覧ください。参考までに、「心の姿勢」として、ひとつ受け売りをご紹介。「今日が人生の中で、一番若い。今日が新しい人生の始まり」。「人生は敗者復活戦」。過去に捉われず、常に前向きに考える事。それができれば…なんて思わずに、今月も、お元気様です。(24・3・1)