『穴熊社長の、蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)2017年7月号』

 

 今、私たちが受けている暮らしの便利や安全・安心。当たり前と思っていることも、その前提となっている技術は、技術者・研究者の弛みのない努力の賜物であったり、それを支えている人がいるから成り立っていますね。最近、「宅配サービス」に関するニュースを聞くと、改めて思います。インターネットが普及し、木曽に居ても、今日の午後注文しても、翌日の午前中に荷物が届く。便利で、ありがたいなあ~と思いつつ、配達してくださる人によっては、「もうちょっと、愛想があっても・・・」、なんて思った事のある自分に反省です。大変ですね。忙しいですね。不機嫌な時もあるでしょう。

 コンビニエンスストアも、24時間が当たり前で、便利です(コンビニエンスは、英語で便利の意味ですね!)。お店にいる人はもとより、それに従事しているたくさんの人たち。お店まで運んでくる人、製造する人、原料を生産する人、企画・開発・・・当たり前にはなってしまっていますが、本当にたくさん人たちが支えています。

 この6月からハガキの郵便代が改定されました。それでも、62円で、日本の全国津々浦々まで、雨の日も雪の日も、配達してくれる仕組みや人を思うと決して高いものでもないかと思います。携帯電話の通話料に換算すれば、せいぜい数分の費用と言えます。

 弊社のお客様にあっては、弊社からの「手書きハガキ」が届いたことが1度や2度はあるかと存じます。ガス器具をご購入頂いた時や、保安点検のご協力を頂いた時に、ハガキを送付させていただいております。「絶対か?」と聞かれると、「はずです」としか答えられませんが(笑・・・笑っていいのかな!?)。単に、商品・サービスを提供するだけに留まらず、感謝を行動でお伝えしたり、職業人としての礼儀・マナーのひとつと考えて、弊社で取り組み始めてから、足掛け20年程になります。

 誰でも感謝の気持ちは大事だと思い、誰もが感謝の心は持っているものだと思います。けれど、実際に言葉や態度で伝えられているかとなると、偉そうな事を言ってはみても、私も自信はありません。思ってはいても、思っているだけ。夫婦や家族など、近しい人には殊更でしょう。そんな感謝の心を育むために、1日の仕事の終わりに、お客様宛ての「ハガキ」を書く文化を、弊社では大事にしています。今日1日を振り返り、お世話になったお客様の顔を思い起こして、ハガキを通して、感謝を伝える。わが社の社員さんも、仕事をやっていく上では、楽しい事ばかりではないと思いますが、それでも1日の締めくくりに感謝をカタチにすることで、今日という日を認め、明日への活力につなげる。最初は、面倒がったり、続かなかったり。まだまだ完璧とは、なかなかいきませんが、取組みは続けたいと思います。

今月も、お元気様です。(17・6・9)



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